木材性能を再定義する — 集森の炭化シリーズ

合板や角材は多用途に使われる木材製品ですが、従来の木材は長期使用によって反りや変形、表面の凹凸、カビの発生といった問題を抱えやすいのが現実です。
これらの課題を解決し、木材の品質と耐久性を飛躍的に高めるために、集森（JISEN） は独自の技術で 炭化合板 および 炭化角材 を開発しました。
この革新的なシリーズは、台湾市場で高く評価され、耐久性と環境性能の象徴となっています。

集森の炭化木材と一般的な熱処理木材の違い

一般的な熱処理は、主に殺菌や防虫を目的としています。国際基準では木材の中心温度を 60℃で30分間 加熱すれば十分とされていますが、この温度では木材内部の虫卵を完全に除去することはできません。

集森の炭化技術 は、それをはるかに超える性能を実現。
段階的な高温処理 により木材中心部を 200℃以上 に加熱し、

• 木材内部の虫卵を完全除去

• ホルムアルデヒドを完全放出

• 木質繊維を結晶化

これにより、木材は 高い寸法安定性・優れた耐久性 を備え、ホルムアルデヒドゼロ放散 を実現しました。
健康的で長寿命な建材の新しいスタンダードです。

集森炭化合板を選ぶ理由

1. 卓越した耐久性
集森独自の接着技術を採用し、防水合板の国家基準 をクリア。
200℃の炭化処理により繊維が結晶化し、腐朽・変形・虫害に強い 高耐久材に仕上がっています。

2. 健康でクリーンな室内環境
第三者機関の試験により、ホルムアルデヒド放散量は 検出限界以下（<0.05 mg/L）。
さらに 炭素含有率52.2%（SGS認証） を達成。
炭化により生成された微細な気孔が、空気中のホルムアルデヒドや揮発性有機化合物（VOC）を吸着し、快適で清浄な空間 を保ちます。

3. 信頼の国際特許と品質保証
集森炭化シリーズは 台湾、日本、インドネシア、マレーシア、中国の5か国で8件の特許 を取得。
すべての製品は 台湾CNS基準 に準拠し、厳格な品質管理のもとで生産されています。

4. 環境への配慮と持続可能性
原材料には、ニュージーランド、チリ、ブラジルの再生針葉樹林、および 中国国内のユーカリ・ポプラの人工林 を採用。
原生林を守りながら、低炭素で持続可能な林業 に貢献しています。
（詳細は試験報告書をご参照ください。）

集森炭化合板は表面加工に対応していますか？

もちろん可能です。
PP・PVC・メラミン・ボーイングフィルム・耐摩耗紙・天然木突板 など、さまざまな表面仕上げに対応しています。

ただし、ホワイトオークや桐などカビの発生しやすい淡色突板 は推奨していません。
詳細は当社の キャビネット施工事例集 をご覧ください。